「ちょっと走ると、すぐハァハァするようになってきたなぁ」
「娘の幼稚園の運動会に出るの、かっこ悪いなぁ、走って転ばないかなぁ」
「ジムに行くにしてもお金がかかるし、ウォーキングでもしようかなぁ」
「でも、ウォーキングといっても、何の目標もないと続かないだろうなぁ」
そう思われている人は、たくさんいると思います。
◇
このページでは、Fitbit(※)アプリ&ウェアラブルデバイスを使って、心肺機能を鍛えるフィットネス量を見える化する方法について紹介していきます。
心肺機能を鍛えるフィットネスって何? と思うかもしれませんが、具体的には次のような運動です。
・ウォーキング
・ランニング
・野外サイクリング
・クロストレーナー
・スポーツ
・エアロビックワークアウト
これらの言葉だと、分かりやすいのではないでしょうか。
ちなみに、クロストレーナーとは、ジムなどによくある手足を前後に動かすトレーニングマシンです。
イラストだと、下のような感じです。
さて、このページで紹介する方法では、あなたが行ったフィットネス量をあなたと同年代で同性の方と比較してくれます。
そして、その結果を以下のような6段階で評価してくれます。
・すばらしい
・とても良い
・良い
・平均
・やや低い
・低い
また、あなたがフィットネス量を増した場合、その評価はどれくらいまで上がるのか?という目標値も示してくれます。
さらには、体重を減量することで、その評価がどれくらいまで上がるのか?という可能性についても示してくれます。
自分に対する目標値や可能性が分かれば、フィットネスを行う時のやる気にも つながると思います。
◇
このような6段階の評価や目標値の設定も、Fitbit(※)アプリ&ウェアラブルデバイス使うと自動的にやってくれます。
デバイスを手首に着けるだけです。
自分の気に入ったフィットネス(例えば、ウォーキングなど)を行った後に、Fitbit(※)アプリで、その結果を見るだけです。
Fitbit(※)アプリなら、いくつかの種類のフィットネスを自動的に判別してくれるので、その点も便利です。
※Fitbit(フィットビット)社は、心拍数やそれに伴うフィットネスレベル、睡眠などのデータを記録するウェアラブルデバイスを製造している会社です。
そうしたデバイスでは、世界で市場No.1とも言われている会社です。
デバイスには、スマートウォッチタイプやトラッカータイプなどがあり、記録したデータはスマホのアプリで管理できます。
1.フィットネス量の記録には、Fitbitデバイス&アプリを使っています。
私が日頃フィットネス量のデータ記録に使っているウェアラブルデバイスは、Fitbit Alta HRです。
そのデータをスマホと連携させて、Fitbitアプリで管理しています。
以下の写真が、Fitbit Alta HRで、リストバンド型のデバイスです。
時刻も表示してくれますし、腕時計の代わりに、このデバイスを手首に着けています。
(以下の写真では、16時11分を表示しています。ちなみに94は心拍数です。)
現在、Alta HRは中古品が主になっていますが、Fitbit社で心肺機能を記録できる製品バージョンとしては、Sense2、Versa4、Versa3、Versa2、Charge5、Luxeなどがあります。
(2022年11月時点)
参考)Fitbitデバイスのサイズは、Fitbit社のHPによると「Smallサイズが手首周囲140mm~170mm、Largeサイズが手首周囲170mm~206mm」です。
2.フィットネス量を見るためのFitbitアプリの使い方
では、Fitbitアプリで、フィットネスデータを見る方法について紹介していきます。
Fitbitアプリのスマホへのダウンロードは、www.fitbit.com/setupから無料でできます。
(ダウンロードした直後は、自分の個人データなどを入力するセットアップ作業が必要です。)
自分の「フィットネス量の評価」を見てみよう
セットアップ作業が完了したら、Fitbitアプリのホーム画面(ダッシュボード画面)を開きます。
ホーム画面をスクロールしてもらうと、下のような♡マークがあり、その右の数字が現在の心拍数になります。
この心拍数データを元にフィットネス量が計算されます。
この♡マーク部をタップしてみます。
タップすると、過去30日の安静時心拍数のグラフが表示されます。(下の画面)
このグラフは参考程度に見ておいてください。
ここから「フィットネスの6段階評価」を見るために、下の画面の赤枠で囲われた部分を左にスワイプしてみます。
スワイプすると「有酸素運動によるフィットネス」のグラフが表示されます。(下の画面)
このグラフでは、心拍数を元に計算されたフィットネス量が、自分と同年齢の同性と比べてどれくらいの評価なのか?を示しています。
上の画面の評価では、「とても良い と すばらしい」の間ですね。
(うっすら光っている所が、自分の評価になります。)
もう少し詳しく見るために、下の画面の右上にある赤枠部をタップしてみます。
タップすると、上半分にはグラフの色分けの説明があり、下半分には詳しい説明文も書かれています。(下の画面)
この画面では「〇〇〜〇〇歳男性向けの有酸素運動レベル」という見出しで、
・すばらしい
・とても良い
・良い
・平均
・やや低い
・低い
の6段階に色分けされて、評価が表示されています。
また、その下には「有酸素運動による体力レベルは・・・」という説明文が添えられています。
「フィットネス量を増やすことで上がる可能性」について見てみよう
次に、フィットネス量を増やすことで、効果が上がる可能性について見てみましょう。
下の画面の赤枠で囲った箇所を左にスワイプしてみます。
スワイプすると、下の画面が表示されます。
この画面では、今の自分のレベルとフィットネス量(エクササイズ量)を増やすことで向上する可能性が表示されています。
その下半分には、「運動中の負荷を増やしましょう〜」というアドバイス文が書かれています。
フィットネスと体重の関係を見てみよう
次は、体重が変われば、どれくらいフィットネス評価が変わるのかを見てみます。
下の画面の赤枠部をさらに左にスワイプしてみてみます。
スワイプすると、今の自分のレベルと「〇〇kgの目標での向上の可能性」が表示されます。(下の画面)
「○○kg」は目標とする減量後の体重で、その値は自分でFitbitアプリに入力します。
体重を落とすと、フィットネス量の評価が上がることが分かります。
◇
さて、ここまで、自分のフィットネス量の評価はどれくらいなのか? その評価が伸びる可能性は? 体重と評価の関係は? を見る方法を説明してきました。
フィットネスに対して、やる気が芽生えてきましたでしょうか?
◇
続いては、補足になりますが、プロの運動選手はどれくらいのフィットネス評価なのか?について書いておきます。
また、評価計算の元になっている心拍数に関しても、説明しておきます。
そして、最後に、個別のフィットネス(ウォーキング、ランニング・・など)における消費カロリーの変化グラフなどを見る方法について説明します。
現在、Alta HRは中古品が主になっていますが、Fitbit社で心肺機能を記録できる製品バージョンとしては、Sense2、Versa4、Versa3、Versa2、Charge5、Luxeなどがあります。
(2022年11月時点)
参考)Fitbitデバイスのサイズは、Fitbit社のHPによると「Smallサイズが手首周囲140mm~170mm、Largeサイズが手首周囲170mm~206mm」です。
プロの運動選手は、どれくらいのレベルなのか?
次は、ちなみに、プロの運動選手はどのくらいのレベルなのか?を見てみます。
これを見てしまうと、逆にフィットネスをやる気が失せてしまうかもしれませんので、あくまでも参考として読んでください。
(やる気が失せそうな方は、読み飛ばしてください。)
下の画面の赤枠部を左にスワイプします。
スワイプすると、下の画面が表示され、米国マラソン記録保持者:ライアン・ホール選手のフィットネス量レベルが出てきます。
さすがに、一般人とはレベルが違いすぎますね。
あくまでも、参考程度に・・・
フィットネス評価の元となる「心拍数ゾーンの時間(分)」を見てみよう
次は、「有酸素運動によるフィットネス」の評価を計算する元になっている「心拍数ゾーンの時間(分)」について見ていきましょう。
下の画面右上の赤枠部をタップしてください。
タップすると下の画面に戻りますので、赤枠部を左へスワイプします。
スワイプすると、下の画面のように「心拍数ゾーンの時間(分)」のグラフが表示されます。
このグラフは、過去1ヶ月間の「脂肪燃焼」運動、「有酸素運動」、「ピーク」運動の各時間を棒グラフで表したものになります。
「脂肪燃焼」「有酸素運動」「ピーク」が心拍数にして、どれくらいの値なのかについては、後で説明します。
このグラフを拡大するには、下の画面右上の赤枠部をタップしてください。
タップすると下の画面のようにグラフが拡大されて、1ヶ月間の運動時間の合計も表示されます。
心拍数でみる「脂肪燃焼」「有酸素運動」「ピーク」とは・・・
では、先ほど登場した「脂肪燃焼」「有酸素運動」「ピーク」が、どれくらいの心拍数を表しているのかを確認する手順について見ていきます。
まず、Fitbitアプリのホーム画面に戻っていきます。
下の画面右上の赤枠部をタップしてください。
下の画面に戻るので、さらに画面左上の赤枠部(<戻る)をタップしてください。
下の画面のようにFitbitアプリのホーム画面に戻ってきます。
ここで、この画面左上の赤枠部をタップしてください。
タップしますと、下の画面のように「アカウント」のページになります。
この画面をスクロールしてもらうと、下の画面のように「心拍数ゾーン」という所がありますので、そこをタップしてください。
タップしますと、下の画面のように「心拍数ゾーン」のページになります。
この画面を見ますと、
・心拍数83〜116が、「脂肪燃焼」ゾーン
・心拍数116〜141が、「有酸素運動」ゾーン
・心拍数141〜が、「ピーク」ゾーン
だと分かります。
(この心拍数の幅は、年齢や性別によって違ってきます。)
◇
以上が、心肺機能のフィットネス評価をFitbitアプリで確認する方法になります。
続いては、個別のフィットネス(ウォーキング、ランニング・・など)における消費カロリーの変化グラフなどを見る方法について説明していきます。
現在、Alta HRは中古品が主になっていますが、Fitbit社で心肺機能を記録できる製品バージョンとしては、Sense2、Versa4、Versa3、Versa2、Charge5、Luxeなどがあります。
(2022年11月時点)
参考)Fitbitデバイスのサイズは、Fitbit社のHPによると「Smallサイズが手首周囲140mm~170mm、Largeサイズが手首周囲170mm~206mm」です。
3.個別のフィットネスでの消費カロリーグラフなどを見てみよう
最初にも書きましたが、Fitbitアプリ&デバイスでは、
・ウォーキング
・ランニング
・野外サイクリング
・クロストレーナー
・スポーツ
・エアロビックワークアウト
を自動的に判別する機能を持っています。
そして、これらの各フィットネス毎に消費カロリーの変化グラフなどを見ることができます。
その方法を説明していきます。
まず、Fitbitアプリのホーム画面で下の図の赤枠部(「週間目標」もしくは「やりました!」の箇所)をタップしてください。
タップすると、「運動」のページが開きます。(下の画面)
このページには、日々行った各フィットネスが表示されています。
(上の画面の赤枠の例では“ウォーキング”が表示されています。)
そのフィットネスが行われた日付(または曜日)、時刻、時間、消費したカロリー、平均心拍数などの記録が表示されています。
これらのデータをもっと詳しく知りたい場合は、下の画面における赤枠部の青枠部(>)をタップしてみます。
タップすると、心拍数ゾーンの時間、心拍数の時間経過がグラフで表示されています。(下の画面)
さらにスクロールすると、消費カロリーの変化グラフが表示されています。
さらにスクロールすると、歩数や消費カロリー、アクティブな時間(※2)が示されています。
これらのグラフなどを見ることで、自分のフィットネスを振り返り、今後の励みになればと思います。
(※2:アクティブな時間とは、ある決まった時間以上続けてフィットネスを行うとカウントされる時間のことです。
この決まった時間は、自分で設定することができます。
例えば、私の場合、ウォーキングだったら12分以上続けるとアクティブになるように設定しています。)
まとめ
Fitbitデバイス&アプリを使うと、自分のフィットネス量をグラフで見える化できます
・今の自分のフィットネスレベルを知ることができます
・これからの目標レベルを知ることができます
・個別のフィットネスにおける消費カロリー変化などをグラフで見ることができます
現在、Fitbit社の製品で、心肺機能に関するフィットネスデータを記録できる製品としては、Alta HRの他に、Sense2、Versa4、Versa3、Versa2、Charge4、Luxeなどがあります。
(2022年11月時点)
参考)Fitbitデバイスのサイズは、Fitbit社のHPによると「Smallサイズが手首周囲140mm~170mm、Largeサイズが手首周囲170mm~206mm」です。
おわり