学生の頃からずっと肩こりや首こりに悩まされてきた私は、今までにいろいろな肩こり対処法を試してきました。
カイロプラクティックや整体院などにも通いました。
でもそれらの効果はなかなか長続きせず、頻繁に通わなければいけない状態でした。
(原因は、私があまり運動をするタイプではなく、さらに仕事をする時の姿勢も良くないからなのですが・・・)
ある整体院などでは、回数券を買っていたほどです。
でも費用のこともあるので、なんとか通院に頼らずに肩こりを和らげる方法はないものかと考え始めました。
そこで試したのがピップマグネループであったり、クロスチューブであったりです。
私の場合、普段はピップマグネループを使うことで肩こりを感じることが少なくなりました。
また、仕事が忙しくてちょっと肩の調子が悪くなる時にはクロスチューブを使って積極的に肩周りの筋肉を動かすようにしています。
そして、それでもどうしようもなくなった時に使用しているのが、今回紹介する低周波治療器です。
この記事では、初めに私が考える低周波治療器の選び方をちょっと書いて、その後に肩こり症の私が身体のどこに低周波治療器のパッドを貼っているかについて書いていきます。
1.低周波治療器はパッドで選べ
まず、私なりに考えている低周波治療器の選び方について書いておきます。
「そんなことよりパッドを貼るポイントを・・・」という方は、第1章を読み飛ばしてください。
私が思う良い低周波治療器というのは「パッドがペラペラで柔らかいこと。」です。
つまりパッドが患部に沿って密着して貼れるということです。
(業務用の低周波治療器などは空気吸引をすることで患部に密着させる機能があるため、ペラペラが良い基準ではありません。あくまでも家庭用についてです。)
私が前に使っていた低周波治療器は型式が古かったからか、パッドにコシがあって凹凸がある身体の部分には密着して貼ることができませんでした。
すると何が起こるかというと、パッドが患部に面で当たらないため、低周波をかけるとチクチク痛くて10〜15分続けられるものではありません。
今私が使用しているのはオムロン製のHV-F125という治療器です。
値段も手頃で、何よりパッドがペラペラで柔らかくて患部に密着して貼ることができます。
しっかり密着して貼れると使用時のチクチク感もありません。
HV-F125のパッドは下の写真のような感じで、柔らかくてペラペラです。
オムロンのロングライフパッドというタイプで、耐久性も以前使っていた低周波治療器のパッドに比べて高くなり、当社従来比較約10倍とのことです。
水洗いも可能です。
ちなみに、最近パッドの買い置き品を購入したところデザインが白黒になっていました。
左が当時本体に付属されていたもので、右が最近パッドだけを買ったものです。
改めて低周波治療器本体の写真を載せておきます。
肩だけでなく、腰や足裏用のボタン、つらい痛み用の1200Hzボタン、おす/たたく/もむ/ソフトなどのボタンがあります。
では続いて、肩こりや首こりの時に私は身体のどこに低周波治療器のパッドを貼っているかについて書きます。
2.低周波治療器のパッドを両肩以外に貼るポイント
低周波治療器の2つのパッドをいわゆる両肩の凝っているところに貼るというのはよくやることだと思います。
もちろん凝っている場所にパッドを貼ってもらうのは悪くないことです。
ですが私の経験上、腕から腕の付け根、腕の付け根から肩へと身体の末端から患部に向かって順番にコリをほぐしていった方がよりスッキリすると思います。
では、私が肩以外でパッドをよく貼っているポイントについてお話したいと思います。
腕の外側に貼れ(その1)
腕の外側には2箇所のポイントがあります。
ただ腕の外側といっても分かりづらいと思いますので、ちょっと説明を加えたいと思います。
まず1つ目から・・・
右手の人差し指と親指で左腕の肘の内側を掴みます。
(肘の内側=肘の裏側=腕が折れ曲がるところ)
その状態から右手全体で左腕を掴みますと、右手の中指があたっている辺りに指で押すとちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところがありませんか?
そのちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところが腕の外側の1つ目のポイントです。
肘の位置から指2本くらい手のひら側に移動したポイントで、下の画で示す赤丸付近になります。
この辺りを指で何度か押してみて、ちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるポイントを探してみてください。
ポイントが見つかったら低周波治療器の2つのパッドをこのポイントとその真裏の腕の内側に貼って、このポイントのコリをほぐします。
右腕に関しても同じようにやってみてください。
そのポイントのちょっとしたコリが、肩のコリや首のコリの原因になっていることがあります。
腕の側面に貼れ(その2)
次に、2つ目のポイントです。
右手で左腕の肘の内側にチョップをしているような(手の小指側を当てた)形を作ります。
(肘の内側=肘の裏側=腕が折れ曲がるところ)
その形のまま右手で左腕を掴んで、右手の中指辺りを押すとちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところがありませんか?
このちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところが腕の外側の2つ目のポンイトです。
肘の位置から指3本くらい肩側に移動したポイントで、下の画で示すと赤丸付近になります。
この辺りを指で何度か押してみて、ちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるポイントを探してみてください。
ポイントが見つかったら低周波治療器の2つのパッドをこのポイントとその真裏の腕の内側に貼って、このポイントのコリをほぐします。
右腕に関しても同じようにやってみてください。
次は、腕よりも肩に近い腕の付け根に関するポイントについて説明します。
腕の付け根に貼れ
次は背中側にある腕の付け根のポイントになります。
先ほどと同じようにポイントの探し方について説明しますと・・・
右手で左の脇を掴んでみてください。
そうすると、右手の中指があたっている辺りに指で押すとちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところがありませんか?
そのちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところが腕の付け根のポイントです。
下の画で示す赤丸付近になります。
この辺りを指で何度か押してみて、ちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるポイントを探してみてください。
ポイントが見つかったら低周波治療器の2つのパッドをこのポイントとその真裏の腕の付け根(正面側)に貼って、このポイントのコリをほぐします。
右腕側に関しても同じようにやってみてください。
次は、肩甲骨の内側のポイントについて説明します。
肩甲骨の内側に貼れ
次は肩甲骨の内側のポイントについてですが、これは多くの方が知っているポイントかと思います。
右手で左肩越しに背中に触ってみてください。
そうすると、右手の中指があたっている辺りに指で押すとちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところがありませんか?
そのちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるところが肩甲骨の内側のポイントです。
下の画で示す赤丸付近になります。
この辺りを指で何度か押してみて、ちょっとしたコリ(軽い痛み)を感じるポイントを探してみてください。
右の背中側のポイントに関しても同じように探してみてください。
左右の背中のポイントが見つかったら低周波治療器の2つのパッドをこの左右のポイントに貼って、このポイントのコリをほぐします。
低周波治療器の使用に関しては、商品のパッケージに書いてある“危険事項”、“警告事項”をよく読んでから使用してください。
<警告事項の一例>
心臓の近く、首から上、頭部、口中、皮膚疾患部、左右の足裏の同時治療などには使用しないでください。
また、内臓をはさむようにして使用しないでください。
3.あなた自身のコリのポイントを探してみてください
以上はあくまでも私が低周波治療器を使う場合に、パッドをよく貼る代表的なポイントの紹介でした。
もちろん以上のポイントをほぐした後に、最も気になっている肩や首などのポイントにパッドを貼っています。
私がこのような順番でコリをほぐすようになったのは、いくつかの整体院やカイロプラクティックに通った経験によるものです。
それは治療時に「すごく肩が凝っているんです。」と言っても、必ず手のひらや腕、背中の下の方から肩甲骨の内側をほぐしてから肩や首を治療されていたからです。
そうした治療から「私は思っている以上に腕が凝ってるんだ」とか「私のポイントは肩甲骨の内側なんだ」とか思ったものです。
その原因として思いつくことは、仕事や私生活での姿勢の悪さです。
たぶんクセになっているのでしょうが、たいがい猫背気味になっていることが多いです。
また、デスクワーク時に肘の位置が高くなって、肩が引き上がり気味になります。
◇
あなたにも、あなたの生活上や仕事上の姿勢のクセがあると思います。
それは私のクセとは、また違ったものかもしれません。
もしクセが違ったものなら、肩が凝る原因となっているポイントも違っている可能性があります。
第2章に書いた私のちょっとしたコリ(軽い痛み)のポイントを参考にしてもらって、あなた自身のコリのポイントを見つけてみてください。
暇な時に手のひらから腕の付け根まで、または背中などのいろんなポイントを軽く押してみると、意外なところにあなたのコリのポイントがあるかもしれません。
低周波治療器の使用に関しては、商品のパッケージに書いてある“危険事項”、“警告事項”をよく読んでから使用してください。
<警告事項の一例>
心臓の近く、首から上、頭部、口中、皮膚疾患部、左右の足裏の同時治療などには使用しないでください。
また、内臓をはさむようにして使用しないでください。
まとめ
・低周波治療器はパッドがペラペラなのを選びましょう
・私は腕、肩の付け根、肩甲骨の内側などをほぐしてから、肩や首をほぐすようにしています
・自分の肩こりや首こりの原因になっている肩、首以外のポイントを見つけましょう
・低周波治療器を使う前には、商品パッケージに書いてある“危険事項”、”警告事項”をよく読みましょう
低周波治療器の使用に関しては、商品のパッケージに書いてある“危険事項”、“警告事項”をよく読んでから使用してください。
<警告事項の一例>
心臓の近く、首から上、頭部、口中、皮膚疾患部、左右の足裏の同時治療などには使用しないでください。
また、内臓をはさむようにして使用しないでください。
おわり